📚 完全ガイド

ClashX使い方チュートリアル

初心者から上級者まで、プロキシ設定をわかりやすく習得できます

NordVPN

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🧠

1. 基本概念

始める前にClashXの仕組みを理解しておくと、設定がスムーズになります。

動作の仕組み

ClashXはルールベースのプロキシクライアントです。従来のVPN(全通信を暗号化トンネルで中継)とは異なり、アプリ層(System Proxy)またはネットワーク層(TUN Mode)で動作し、事前定義したルールに基づいて通信の行き先を決定します。

🔄 振り分けロジック: たとえば google.com にアクセスすると、ClashXはルールファイルを参照します。プロキシ対象に一致した場合はプロキシサーバーへ転送し、直結対象のドメインはプロキシを通さず直接接続します。

設定ファイル(YAML)

ClashXの中核は `config.yaml` です。このファイルは主に次の3要素で構成されます。

  • Proxies: プロキシサーバー情報(IP、ポート、暗号方式)を定義します。
  • Proxy Groups: ノードを「自動選択」「手動選択」「Appleサービス」などの方針でグループ化します。
  • Rules: 通信の判定ロジックを定義します。例:DOMAIN-SUFFIX,google.com,Proxy
💻

2. インストール手順

3つのステップでClashXをすばやく導入できます

ステップ 1

アプリをダウンロード

まず ダウンロードページにアクセスし、お使いの環境に合うバージョンを取得してください。

💡 推奨:最新安定版 Clash X v1.119.0
ステップ 2

アプリをインストール

  1. ダウンロードした `.dmg` ファイルをダブルクリックします
  2. Clash X アイコンを「アプリケーション」フォルダへドラッグします
  3. 「アプリケーション」内のClash Xを開きます
ステップ 3

権限を許可

初回起動時に「未確認の開発元のため開けません」と表示される場合があります。以下で解決できます。

  1. 「システム設定」→「セキュリティとプライバシー」を開きます
  2. 「このまま開く」をクリックします
  3. またはターミナルで次のコマンドを実行します
bash
xattr -d com.apple.quarantine /Applications/ClashX.app
💡
補足:Clash Xの初回実行時にはネットワークプロキシ権限が必要で、システムパスワードの入力を求められます。
⚙️

3. 基本設定

初期設定を完了して利用準備を整えます

Clash Xを起動

アプリを起動すると、メニューバーにClash X(猫アイコン)が表示されます。アイコンをクリックするとメインメニューを開けます。

🎯 メニューバーのアイコンがClash X操作のメイン入口です

初期セットアップ

  1. メニューバーのアイコンをクリックします
  2. 「設定」→「設定フォルダを開く」を選びます
  3. このフォルダに設定ファイル(.yaml)を配置します
  4. メニューへ戻り、「設定」から対象ファイルを選択します
⚠️
注意:設定ファイルの形式は正確である必要があります。提供元の設定ファイルまたはサブスクリプションリンクの利用をおすすめします。
🔗

4. サブスクリプション設定

サブスクリプションリンクでノード設定を自動更新します

サブスクリプションリンクを追加

サブスクリプションリンクは最も手軽な設定方法で、ノード情報を自動更新できます。

1
メニューバーアイコンをクリック
2
設定 → 管理設定
3
サブスクリプションURLを追加

サブスクリプションを更新

定期更新により最新のノード情報を取得できます。

🔄

手動更新

設定メニュー → 対象設定を選択 → 「更新」をクリック

自動更新

Managed Configで更新間隔を設定

🌐

5. プロキシモード

3種類のモードを理解し、用途に合うものを選びましょう

🌍

グローバルモード

すべての通信をプロキシ経由にします。常時プロキシが必要な場合に適しています。

グローバル
📍

ダイレクトモード

すべての通信を直接接続します。プロキシを一時的に無効化したい時に使います。

ダイレクト

モードを切り替える

メニューバーのClash Xアイコンをクリックし、「出站モード」から希望のモードを選択します。

📋

6. ルール設定

通信ルールをカスタマイズして挙動を細かく制御します

ルールの概要

ルールは「どの通信をプロキシ経由にするか」「どの通信を直結するか」を判定します。よく使う種類は次のとおりです。

🌐

DOMAIN-SUFFIX

ドメイン末尾一致

🔍

DOMAIN-KEYWORD

ドメインキーワード一致

📍

IP-CIDR

IPアドレス帯一致

🗺️

GEOIP

地域情報一致

カスタムルール

設定ファイルの `rules` セクションに独自ルールを追加できます。

yaml
rules:
  - DOMAIN-SUFFIX,google.com,Proxy
  - DOMAIN-KEYWORD,youtube,Proxy
  - GEOIP,CN,DIRECT
  - MATCH,Proxy
🚀

7. 上級機能

便利な上級機能を使って運用をさらに快適にします

📊

ダッシュボード

Clash Xには通信量と接続状況をリアルタイム監視できるWebパネルがあります。

  • メニューバー → 「ダッシュボード」をクリック
  • ブラウザでコントロールパネルが自動で開きます
  • リアルタイム通信量、接続数、ルール一致状況などを確認できます

速度テスト

ノード遅延を計測して最速ノードを選びます。

  • メニューバー → プロキシ → ポリシーグループを選択
  • 「速度テスト」ボタンをクリック
  • 計測完了後、遅延が最も低いノードを選択します
🔥

拡張モード

拡張モードを有効にすると、より多くの通信をプロキシ対象にできます。

  • メニューバー → 「システムプロキシに設定」をオン
  • メニューバー → 「拡張モード」をオン
🛡️

8. セキュリティとプライバシー

ClashXを安全に利用し、ネットワーク上のプライバシーを守るポイントを解説します。

ローカル処理

ClashXはローカルプロキシクライアントとして、ルール判定と振り分けをすべてMac上で実行します。元データは、設定したプロキシサーバー以外の第三者サーバーへ送信されません。

DNS漏えい対策

DNS汚染や情報漏えいを防ぐため、設定ファイルでDNS暗号化(DoH/DoT)を有効化することをおすすめします。ClashXはシステムDNSリクエストのハンドリングに対応し、名前解決の経路も保護できます。

9. よくある質問

つまずきやすい問題の解決方法をすぐ確認できます

Q

接続できないのはなぜですか?

+
A

次の項目をご確認ください。

  • 設定ファイルの形式が正しいか
  • サブスクリプションリンクが有効か
  • ノードが利用可能か(別ノードへの切り替えを試す)
  • システムプロキシ設定が正しいか
  • ファイアウォールがClash Xを遮断していないか
Q

速度が遅いときはどうすればよいですか?

+
A

次の方法をお試しください。

  • 速度テストで低遅延ノードを選択する
  • 別のノードへ切り替える
  • ローカルネットワーク状態を確認する
  • サービス提供元へ問い合わせる
Q

起動後にアイコンが表示されません

+
A

メニューバーのアイコンが非表示になっている可能性があります。

  • ⌘(Command)キーを押しながらアイコンをドラッグして位置調整する
  • システム設定のメニューバー項目を確認する
  • アプリを再起動する
Q

Clash Xをアンインストールするには?

+
A

完全アンインストール手順です。

  1. Clash Xを終了(メニュー → 終了)
  2. /Applications/ClashX.app を削除
  3. 設定ファイル ~/.config/clash を削除
  4. システムプロキシ設定が既定値に戻っているか確認
補足:ほかの問題がある場合は GitHub Issues で解決策を探すか、問題を報告してください。
💻

開発者向け:ターミナルのプロキシをすぐ整える方法

「ブラウザは使えるのにターミナルだけタイムアウトする」問題を素早く解消します

  1. まず TUNモード を有効化し、ターミナルとGUIの通信経路を統一します。
  2. TUNをまだ使わない場合は、シェルで http_proxyhttps_proxy を明示的に設定してください。
  3. 断続的に失敗する場合は、接続タイムアウト対処ガイドDNSチェックリスト を組み合わせて確認すると効果的です。